喘息、鼻アレルギー、花粉症、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、などのアレルギー疾患は増加の一途をたどり、今やなんらかのアレルギーを持つ日本人は40,000,000人に達し、社会病、国民病、文明病と云われています。その治療法は益々進歩しているにも関わらずまだ増加の傾向にありますが、医学的進歩に頼るのみでなく、社会の多くの分野の人々と協力してアレルギーを克服してゆかねばなりません。
 コメディカルと云われる方々は勿論、環境汚染問題に関わる人達、気象や林業関連の研究者、栄養士、教師、心理士、マスコミなど広い範囲の人達の協力が必要です。従って、アレルギー疾患のノウ・ハウをすべて集めたアレルギーセンターが必要となり、2000年に国によってアレルギーセンターと日本各地に基幹病院が指定されました。

 日本アレルギー協会は昭和42年発足で、40年余の歴史を持つ公益的事業を行う団体で、日本アレルギー学会と表裏一体となって、センター活動の一部を担います。アレルギーに悩む人達やその家族に対してアレルギーを正しく理解してもらうような講演会・展示会・グループ治療、花粉飛散などのアレルギー関係の情報を提供するという社会サービスや医師向け啓発や調査研究を実施・援助します。

 その活動資金はその活動を支援する個人や企業からの寄付が主体であります。

 構成は、本部を東京に置き、全国10地区に支部を持って広く活動を展開しております。

*詳しくは日本アレルギー協会発行誌「アレルギア」を参照して下さい。  

又、日本アレルギー協会ホームページ にリンクしてみて下さい。


http://www.jaanet.org/

 



公益財団法人 日本アレルギー協会 事業内容

 理事長 : 足立 満

本部:

〒102-0074

東京都千代田区九段南4-1-8 第二小磯ビル2階
TEL:03-3222-3437 FAX:03-3222-3438

アレルギーに関する研究の助成と援助

医療関係者、患者および一般市民に対する研究会、講習会、講演会、医療相談会などの開催

全国的な規模でのアレルギーの知識の普及と啓発、アレルギーに関する出版物の刊行及び配布並びにアレルギーに関する患者団体への援助

患者及びその家族のアレルギーに関する悩みや不安に対する電話による相談

日本アレルギー学会会員の要望に応じ、アレルギーの診断と治療の向上のため我が国で未承認のアレルゲンの輸入の代行

その他この法人の目的を達成するために必要な事業

 

平成30年7月1日現在

公益財団法人 日本アレルギー協会 支部長名簿
役 職
氏 名
所属/役職等

理事長
足立   満

国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授/山王病院アレルギー内科


北海道支部長
有賀   正

社会医療法人母恋 天使病院/日鋼記念病院 理事長
元北海道大学大学院医学研究院小児科学教室 教授

東北支部長
一ノ瀬 正和

東北大学大学院医学系研究科呼吸器内科学分野 教授

北関東支部長
土橋 邦生

上武呼吸器科内科病院 院長/群馬大学 名誉教授

関東支部長
中村 陽一

横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンター長/総合アレルギー内科部長

東海支部長
川部   勤

名古屋大学大学院医学系研究科医療技術学専攻病態解析学講座 教授

北陸支部長
大嶋 勇成

福井大学学術研究院医学系部門医学領域小児科学 教授

関西支部長
東田 有智

近畿大学病院 病院長(近畿大学病院統括)

中国支部長
宗田   良

国立病院機構南岡山医療センター 名誉院長

四国支部長
西岡 安彦

徳島大学大学院医歯薬学研究部呼吸器・膠原病内科学分野 教授

九州支部長
西間 三馨

国立病院機構福岡病院 名誉院長