K・Kニュース vol.10(2006年6月号)
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私の趣味 〜愛犬とともに〜
(財)結核予防会福岡県支部福岡結核予防センター診療所長
廣瀬 隆士
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まばゆい、光の中で私は福岡ドームの内野に立っていました。勿論、野球をやるつもりではなく、私のそばには、シェパードの愛犬がスタートラインに待機していたのです。
多くの観衆の声援の中、アルフは素晴らしいスタートを切りました。毎年開催されていた世界ペット博のイベントに招待されたときのことです。わが家で第3代目のシェパードと最初にお目見えしたのは、生後2ヶ月で、しかも、冬のさなかのことでした。早速毎晩一緒に同じベットで寝る事にしました。そのうち、大きくなって体重が40Kgを越えるようになりましたが、家の外に出す機会を失ってそのまま生活を共にしました。帰宅してアルフと目を合わせると1日の疲れが一気に吹き飛びました。
やがて、成犬になってドッグスクールに通うようになりました。はじめは、大きい先輩達に追いまくられて、キャンキャンいっていましたが、次第に頭角を表すようになりました。
まず、服従訓練が終わったあとアジリティ訓練を始めました。なにしろ、いくつかのバーを飛び越えた後にトンネルがあり、シーソーがあり、鋭角のフレームがあり、スラローム(馬術と同じです)などの難物が、8の字状に、さらにまた、8の字状に配置されているのです。
そのコースを私の指示に従って走り、時間と正確さを競うのですが、方向音痴の私はいつもアルフに謝っていました。
そんな中でも、なんとアルフは九州競技会(しかもオープン)で4度優勝し、カップを4つも獲得しました。別れは本当につらいものでした。喪失感はどうしようもなくて、九大心療内科のK教授のお力をお借りしなければなりませんでした。そのおかげで、いまやわが家には再び2歳の同年配のシェパードとブラックラブが健在です。
あと、10年はなんとしてでも生きていかなければならないと思っています。
書 籍 紹 介
花粉症の科学
斎藤洋三
井手 武
村山貢司
化学同人喘息予防・管理
ガイドライン2006
監修:(社)日本アレルギー学会
喘息ガイドライン専門部会
作成:
『喘息予防・管理ガイドライン2006』
作成委員 協和企画アトピー性皮膚炎
診療ガイドライン2006
作成:
(社)日本アレルギー学会
アトピー性皮膚炎ガイドライン
専門部会
協和企画
(財)日本アレルギー協会の入会案内
(財)日本アレルギー協会は厚生省所管の財団法人として昭和42年に発足。目的は国民の30%を越える人達が何らかのアレルギー症状を持つという国民病とも云われる状況に対し、総合的に調査、研究、啓発、広報などによって国民の保健と福祉に寄与することです。学術団体日本アレルギー学会と協力し、医療関係者、患者、行政、社会の多くの人達と手を組んでアレルギー克服に向けて努力しております。数年前より個人会員も募るようになりました。当協会の趣旨に賛同され、入会いただけますようお願い致します。
正会員 一般会員 対 象 医師、看護師その他の専門職、医療従事者
患者および家族などの一般の方々
会 費
(4月〜1年間)一口2,500円
(一口以上)一口1,500円
(一口以上)特 典 機関誌
「info Allergy」送付機関誌
「アレルギートゥデイ」送付
■申し込みと会費納入■: 振込用紙に必要事項を記載し、会費を納入下さい。
■ お問合せ先 (振込用紙請求先) ■
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-5-11 富士ビル4階
財団法人 日本アレルギー協会
TEL 03-3222-3437 FAX 03-3222-3438
KKニュ−ス10号発行に際して
日本アレルギー協会九州支部から広報活動の1つとして「九州協会ニュース:KKNews」を発行していますが、本号で既に10回を数えます。
話題は時の流れに沿って取り上げられ、充分ではないにせよ、正にnewsとしての内容を提供していると自負しております。
第1面の論説はアレルギー、自己免疫疾患の臨床に関わる先端的話題、次ページからは、サマーキャンプ、講演会、KBCラジオ放送、調査研究などの支部行事、研究室の紹介を兼ねた研究報告欄、開催学会の内容と予告、楽しくて鋭い意見が端的に表現された200字コメント、トピックス、などを定版として掲載しています。
ここまで続けることが出来たのは、原稿を寄せられた方々、広告掲載として協力された企業など多くの関連各位の御蔭と厚く感謝致しております。1号から10号に至る内容記録は、九州支部ホームページに全て掲載されています(http://www.allergy-fk.com)。
KKNewsを継続してお読み頂いている方々にはもう一度通読して頂きたいし、お読み頂けなかった方々にはこの機会に是非目を通して頂きたいと願っております。
編集委員会では10号の区切りを認識し、新しい企画を入れながらマンネリに陥らぬよう心して続けてゆきたいと考えています。広く読者の投稿を歓迎し、更に皆様から愛されるKKNewsに発展できますように、更なるご協力、ご声援をお願い致します。KKNews 編集委員一同
支 部 だ よ り
地球温暖化のせいか長期的天候不順に陥っており、5月に雨が多くこのまま梅雨入りするかと思われたのに、ここのところ一転晴天続きで梅雨の気配さえありません。この号が皆様の手に届くときはちょうど長雨の最中でしょうか。
さて、このKyushu Kyohkai News (KKニュース)も、今号でVol.10となりました。
年2回発行し、概ね好評を頂いているのですが、編集委員の間で「もしかしたらマンネリ化してきているのではないか」と疑問と反省の意見が出始め、より良い紙面を目指して会議を重ねているところです。
ここで読者の方々にお願いがあります。
「こんな記事を取り上げたらどうか。ここは少し改めてはどうか。」ということがありましたら、是非アレルギー協会九州支部事務局のほうまでお電話、ファックスあるいはメールを頂けませんでしょうか。
どうぞ宜しくお願い致します。
電話:092-565-5534(内線272)、Fax:092-566-0194
E-mail:mail@allergy-fk.com
春季アレルギー学会と呼吸器学会が先日終わりました。一日重なっていたので便利な面もありましたが、長期出張を余儀なくされた方も多いと思われます。
福岡病院では、これに加えて心身医学会と皮膚科学会も重なったため、幹部医師は順番に途中で帰福して何とかこの時期を乗り切りました。このあとは夏恒例のアレルギー協会九州支部主催での喘息児サマーキャンプが始まります。(庄司俊輔 記)
Kyushu Kyohkai News
(K・Kニュース)に対するご意見・
ご感想をお寄せ下さい。
郵送でもEメールでも構いません。「K・K News」Vol.10
2006年6月1日発行発行:(財)日本アレルギー協会九州支部
〒811-1394 福岡市南区屋形原4-39-1
独立行政法人 国立病院機構 福岡病院
研修・情報センター内
TEL092-565-5534(内272)
FAX092-566-0194
発 行 人/西間三馨
編集委員/石川 哮・庄司俊輔・
小田嶋 博・岸川禮子
メールアドレス
mail@allergy-fk.com